代謝アップにも効果的 バクティーフローヨガ

1.オンライン家ヨガSOELU

バクティーフローヨガのレッスンを受けました。

胸(ハート)にある愛のエネルギーセンター「アナハタチャクラ」を活性化させることで胸に愛が満ち、自分にも相手にも、もっと優しく。

レッスンではアナハタがある胸、その裏の肩甲骨を重点的にほぐしていきます。

肩こり改善、代謝アップにも効果的です。

・・・とのことで、自分に優しく相手に厳しくは避けたいところですが、意外と自分にも厳しくして疲れないで良いところで疲れてしまいがちなので参加しました。

レッスン前の先生のお言葉は「だるいなぁと思ったときほど身体を動かすとすっきりしますので、発散させていきましょう。」とのことでした。

バクティーヨガと呼ばれるものは、インドで昔から伝わってきているヨガの練習方法、修行方法の一つです。

バクティーとは愛と献身のヨガと言われていて、愛はLOVE、愛情の愛を捧げていきます。

何に捧げていくかというと、神様など目には見えないものへ自分を、マントラという日本でいうとお経のようなものをあげ、神様の名前を呼んだり、祈りの言葉で捧げていくというのが主な行為となっています。

あとは神様が好きなもの、お菓子が好きな神様もいれば、お花が好きな神様もいたり、お金が好きな神様がいたりしますので、その神様が好きなものを供えます。

バクティーフローヨガに関しては、そのバクティーを実践するためには、自分が誰かに何かを捧げられる状態でなければいけないと考えられています。

例えば愛情などは、自分が愛情に満たされていない状態のときに、誰かに愛情を捧げることはできないですね。

お金も時間も同じです。

お金もないのに人に寄付をしてあげることはできないし、時間がないのにボランティア活動をするということもなかなかできないのと同じで、感情、エネルギーというものも、自分の中にないものを人に与えることはできないです。

このバクティーフローヨガでは、フローという一呼吸一動作を行うことで、自分の内側のエネルギーを高めていく、特に胸を開くポーズがたくさん入ってきます。

胸の真ん中には愛情というエネルギーが溜まると言われています。

その愛情のエネルギーを活性化して、たくさんあふれ出た愛情をまた他の誰かに送っていくのが、このクラスの目的になっています。

胸を開く、羽ばたくの動きが多いです。

後屈、反る動きが多くなってきますが、反るというイメージでポーズをとってしまうと腰を痛めるので、腰で反るというよりは胸の前面を広くとるというイメージで動いてみましょう。

一番大事にしたいポイントは、呼吸が止まらないことです。

呼吸が止まってしまうことは、身体がちょっと頑張りすぎてるよという合図です。

心地良く呼吸ができるところを見つけてみましょう。

身体のどこかに痛みが出るのも注意信号です。

筋肉が痛いならまだ大丈夫ですが、関節に鋭い痛みが出るようですと良くないシグナルなので、痛みが出ないように身体の声を聞きながら動いていきましょう。

何度も出てくる手の形に、ハスの花(ロータスムドラ)があります。

バクティーでは、このハスの花、愛情のエネルギーと言われています。

仏教などでも聖なる花として、仏像などに描かれていますね。

出てきたポーズ

ロータスムドラ

手のひらで作ったハスの花の中心に視線を落します。

そこに、自分の今大切にしたいと思う相手を思い浮かべます。

見返りを求めず「ありがとう」すら言ってもらえなかったとしても、何かをしてあげたい、愛情を注ぎたいと思える相手です。

自分のことを普段ないがしろにしているなぁと思うのであれば、自分自身を。

自分がもう充分満たされていると思うのであれば、自分以外の誰かを。

お子さんでも、ご両親でも、恋人でも、ペットでも構いません。

ただただ何かをしてあげたいと思う相手、その相手に今かけてあげたい言葉をかけましょう。

できるだけ優しい言葉、前向きな言葉です。

「いつもありがとう。」

「良く頑張ってるね。」

「大好きだよ。」

愛情のエネルギーは風に乗って拡散していくと言われています。

身体の内側に送る風は呼吸。

吸う息で両手を大きく持ち上げます。

視線も追いかけて。

吐く息で両手を大きく広げたら、遠くを通って下ろしていくのを繰り返しました。

ハスの花は泥の中から芽を出します。

吸う息で、泥の中から太陽に向かって芽を出して。

吐く息で、全身に太陽の光を浴びるように大きく手を開いて下ろしていき、胸の前に戻します。

首ストレッチ

首回し

脇伸ばし

一呼吸一動作で左右の手を交代で上げるときに、虹をかけるように視線もつけていきます。

気持ちが落ち込んでいるときに、上を向く人はあまりいませんよね。

視線はとても大切で、視線を上げることで少しエネルギーが上がっていきます。

反対にイライラしているときに、下を向いている人はあまりいないと思います。

イライラしているときは、少し視線を落としてエネルギーを抑えてあげる必要があります。

今自分に必要なエネルギーを意識しましょう。

肩の上げ下げ

ひざ倒し

左右に倒しました。

もも裏パタパタ

猫と牛のポーズ

背骨はブロックのように24個集まっているので、骨盤から順番に動かす意識を持ってみましょう。

骨盤、腰、背中、首、頭の順番に、丸くするときも反らせるときも、背骨が波打つようなイメージで。

ダウンドッグ

前屈

山のポーズ

タダーサナです。

三日月のポーズ

アンジャネヤーサナです。

頭上でハスの花を作り、胸の前に下ろしていきます。

羽ばたき

アンジャネヤーサナ、風の女神は羽衣を持っています。

その羽衣を大きく羽ばたかせていきました。

後ろ脚の甲はマットにつけたまま、両腕を大きく後ろから前ももの下でクロスするようにして繰り返しました。

プランク

8点のポーズ

ウォーリア1

また羽ばたきを繰り返しました。

鳩のポーズ

ひざ重ね

手のひらを足の裏に重ねます。

ヨガでは、右が与える、左が受け取ると言われています。

右手のひらを左足の裏に、左手のひらを右足の裏に重ねてバランスが取れています。

人は与えるのがプラス、受け取るのがマイナスのバランスのせめぎあいの中で生活しています。

バランスがブレないようにしていくのですが、ブレたとしても真ん中に戻ってこれるしなやかさが必要です。

右手と左手、右半身と左半身、一つのエネルギーが交わっている場所が胸の真ん中「アナハタチャクラです。

何が起きても、本来の自分と変わらないこと、どんなに心や身体が揺さぶられても、いつかまた戻って来られる自分の中心をしっかり意識していきましょう。

胸の真ん中でたくさん呼吸をします。

左ひざが上に来ている状態で、前のマットへ両手をつき、腹筋を使いながらお尻を上げ、つま先立ちになりました。

両手を右に右に歩かせて一周すると、あら不思議!

今度は右ひざが上に重なっているというイリュージョン(ノ∀`笑))

ここでまた「ロータスムドラ

最初に思い浮かべた相手を、もう一度思い浮かべて視線を花の真ん中に。

「アナハタチャクラ愛情を深めましょう。

「アナハタチャクラを活性化させる色があります。

緑、もしくはピンク。

イメージできる方は、緑の草原をイメージしてみてください。

草原に風が吹いて、草がサラサラとこすれあう音を聴いてみてください。

時々、ピンクの花から甘い香りが漂ってきます。

その香りをたくさ~ん吸って、身体の内側、甘~い香りで充満させていきます。

吐く息で、自分の内側に残っている要らないものを吐き出して。

吸う息でハスの花を上に掲げていきます。

ガス抜きのポーズで左右にゴロ~ンゴロ~ン

ひざ倒し

両手両足ブラブラブラ~~~~

ロータスムドラ

最初に思い浮かべた相手は今どんな表情をしていますか?

自分の身体や心もどんな状態でしょうか。

ジャッジをする必要はないです。

今ある結果を受け止めて。

感想

バクティーフローヨガのレッスンは、身体も心も使うレッスンでしたよ。

壮大な小説を読んだような気づきもありました↓