進化した陰ヨガのどの部分が進化したのかが気になります。
一体、進化した陰ヨガのレッスンは、どんな様子なのでしょうか。
静かな陰ヨガなのですが、腹を据えると言われるように、おへその下、指3本分くらいの位置にある丹田という場所にチカラを入れてポーズをとっていきます。
それでも、なるべく筋肉は使わないようにするという、何やら難しそうです。
出てきたポーズ
安らぎのポーズ
いつもはレッスンの最後に出てくるポーズを、いきなり最初からです。
マットに全身を委ねて、身体に詰まりがないかどうかチェックしていきます。
リラックスをしている、筋肉を使っていない状態です。
呼吸
日頃使うことのない丹田をONにします。
背中をマットにピッタリとつけると、丹田にチカラが入ります。
足は握りこぶし一個分くらい開いた状態で、両ひざを寄せます。
手は片方ずつ、お腹と胸にそれぞれ置きます。
息を吸って、お腹や背中を膨らませます。
息を吐いて、膨らんだお腹や背中をシュ~ッとへこませます。
クチからハァ~ッと長~いため息をつくように、息を吐くのを繰り返しました。
テーブルトップポジション
自分が風船になったつもりで、鼻から息を吸ってひざをマットと垂直まで上げたら、クチから息をハァ~ッと吐きながら、つま先をチョンとマットにつけます。
風船なので、サッと移動すると割れてしまいます。
割れないようにそっと動かしていきます。
呼吸によって、足が上がったり下がったりする感覚を持ちます。
クレイドル
ガス抜きのポーズと似てますが、ガス抜きのポーズではお尻が浮いてしまうので、少し違います。
背中がまんべんなくマットについている状態になります。
ひじも肩もついています。
お尻の上側に仙骨という骨があり、その下に尾骨があります。
尾骨から背骨を真っ直ぐ上に、誰かになぞられているように呼吸を意識して息を吸っていきます。
上に頭へと呼吸を引きあげていく感覚です。
息をクチからハァ~ッと吐いて、お腹を引き込ませていくのを繰り返しました。
片足伸ばし
伸ばした足はマットにつけます。
あごを引かないと首がとても疲れるので、あごを引くようにして上体を少しだけ上げます。
腹筋は使わず、腹圧を少しだけ使います。
息を吸って、ちょっとで良いので頭を持ち上げます。
息を吐いて、頭を下ろすのを繰り返しました。
ひざ曲げ伸ばし
片足ずつ超低速で曲げ伸ばしをして、マットまで下ろすのを繰り返しました。
なるべく足の筋肉は使わず、足親指にかけた手の人差し指、中指、親指の重みを使うようにして、呼吸で移動させていきます。
筋膜がほぐれ足の詰まりが取れて、軽やかになってきます。
筋膜が蜂蜜のように足先まで動きます。
慣れてくるとアゴが上がらず、柔らかく動かせるようになり、ポカポカ温まってきます。
猫と牛のポーズ
チャイルドポーズ
感想
進化した陰ヨガは、先生のご指導がひたすら根気よくゆっくり穏やかに行われていくレッスンでしたよ。
動かないヨガといった感じです。
普通の陰ヨガは脱力のイメージがあるのですが、進化した陰ヨガは重力で動かすイメージですね。
筋肉を使わなくても呼吸で動かせるんだ~というような。
呼吸は今、社会情勢的にブームですからね(ノ∀`笑))
水の呼吸でも雷の呼吸でも、お好きなのを使えるように鍛えておくに越したことはありませんね↓
