無理でも無茶でもしてしまうのは何かの期待に応えようと思っているから?!
なぁ~んにも期待しないしされないしなら、少しは冷静に自分を見つめることができて「疲れたから休もう。」と思えることでしょう。
「疲れた」と思えるのは体ではなく脳の働きで、厄介なのは人間は前頭葉が発達していて達成感を感じやすく、「疲れた」という脳の働きをなかったことにしてしまうそうなのです。
「もう少し頑張れば良いことがある」という気持ちは必要ではありますが、あまりにエスカレートしてずっと休憩も無しで頑張り続けたら、どこかで張りつめていた糸がプツンと切れてしまいますよ。
また困ったことに、健康な人ほど頑張り続けることができるものなんですよね~。
自分の疲れていることに気がつかないことが隠れ疲労なのです。
隠れ疲労体質はこんな人
どちらかというと意識高い系に多そうです。
- インスタ映えを意識した予定を作る
- 明朗活発を心掛けている
- 習い事は多いほど良いと思っている
- 日焼けしがち
- 物事を最後までやり通す
- 眠る時にエアコンを消す
- ダイエットをしがち
- 身体に良い食事を追い求めがち
- バスタイムも時間をかける
- 食事制限
どれも良いことのように見えますが、なんでも度が過ぎると隠れ疲労に繋がってしまいます。
ある程度「めんどくさっ!」と思ってやらないことも必要ですね。
そして、疲れたという脳の訴えをなかったことにしてしまう達成感などは、止めようとしたって湧き出てくるものなので、ほっておいて休むことをいつも心がける方向へ変えて行くのが良いのではないでしょうか。
ところで、休むことを心がけるって結構難しくはないですか?
そんなときこそヨガ
私は何も考えずにヨガに頼ります。
またヨガフローベーシックのレッスンを受けてきました。
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座ったお尻の上から背骨24本の積み重なりに意識を向けて、音楽を耳からだけではなく、身体の周りから取り入れるようにして呼吸していきます。
寝ながら身体のチカラを抜いて休む方法も楽ですが、座っていても休めるのは本当に脳が休んでいるのだなと気がつきます。
(フィットネスの勧めより引用)
このポーズのとき私は頭が下がり過ぎていたので、先生に「頭を少し上げるようにしてみると、お尻も深く曲げることができますよ。」と教えてもらいました。
ほんの少しの角度でもすごく違う効き目がわかりました。
新元号になって変化することが多くなっても、新しいものは元からあったものによって生まれているのであって、ヨガのポーズも基本があって色々なアレンジが生まれています。
基本をしっかり覚えてくると難しいポーズも楽にこなせるようになってきますよとのことでした。
レッスン終わりのご挨拶は・・・
「今日も、このぬくもりが自分に伝わりますように。
このぬくもりが自分の周りの人たちへ伝わりますように。
このぬくもりが世界の見知らぬ誰かへ伝わりますように。」
・・・と、温かい言葉を頂きました。